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売主様に知っていただきたい不動産査定について重要な事 ④

2025年04月17日

さて、自分の不動産を少しでも高く売れると査定(実際には査定という名のごますりですが)してもらい、夢と希望を胸に販売活動に臨んだ売主様。
頼りがいのありそうな担当さんだし、何せプロがその価格で売れると言うのですから間違いないないでしょう!

しかし販売を開始してから3ヵ月が過ぎても買主が現れる気配もありません。業者からは当初の2600万円から100万円値下げすれば引き合いが増えるとのこと。
まあ100万円くらいなら下げてみるかと・・・期待をしながら販売活動も4ヵ月目を迎えます。

あくまでも弊社の考えですが、2600万円で3ヵ月間、買主が見つからない物件を100万円下げて2500万円にしたからといってすぐに買主が見つかるでしょうか?
見つからないと思います。
なぜなら、買主は2600万円で出ている物件であっても、条件が合い気に入れば ”指値” といって ”いくらなら購入したい” という申し込みをしてくるからです。
もちろん、その指値を受けるか受けないかは売主様の自由です。

さすがに2600万円で出ている物件を ”2000万円にならないか?” という申し出なら業者の判断でお断りすると思います。売主様も気分を害することになるからです。しかし一割程度 ”2300万円にならないか?” という申し出なら、普通にあり得る話ですし、常識の範囲を逸脱しているとは思いません。

つまり、2600万円で成約に至らないと言うことは、相場より一割以上確実に高いことを意味する訳です。

そればかりか、販売価格を頻繁に下げることや、広告に出している時期が長期化することは、買主にとってマイナスの印象を与えます。

”この物件は頻繁に値段を下げているけど売り急いでいるのかな?”
”この物件はずっと広告に出ているけどなんか訳アリなのかな?”

買主の心境として ”ほかの人が気に入った物件は自分にとっても魅力的” であり ”ほかの人が見向きもしない物件は自分にとっても魅力的ではない” のです。

骨董屋の世界でいう ”目垢がつく” というヤツです。
”不動産も骨董も一点ものです” 
いたずらに高値で販売することで人の目に晒し続けることで情報鮮度を悪くし、価格をこまめに下げるということは、足元を見られることにもなります。
つまり物件の価値が毀損するといえるのです。

それこそが、高預かりの弊害なのです。

次回は高預かりの罠にかかってしまった売主様がたどる最悪の結果について説明します。



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